縮毛矯正は3ヵ月に1回、カラーは毎月美容院代年間22万!35時間、シャンプー・コンディショナーで年間50,000円

縮毛矯正30年の歴史



「縮毛矯正は金と時間がかかる」

間違いありません。

いくら自分にとっての縮毛矯正のメリットを話したところで、

原資がなければ元も子もない。

私も若い頃は経済的に厳しく、

「クセを活かす」と脱縮毛矯正にチャレンジしたこともありますし、

“安い”を基準に美容院をまわっていたこともありますし、

頻度を抑えていたこともあります。

今は年を重ねて幸いにも比較的余裕が出てきたので、

3ヵ月に1回の頻度で、縮毛矯正をかけています。

私が通っている専門店はカット・カラーのメニューはないので、

紹介された別の美容院で毎月カラーをしています。

そこで、私の美容院関連の経費、計算してみました。

縮毛矯正とカラーで美容院代は年間約24万円施術時間は年間35時間+交通時間



■年間約24万円!2軒の美容院通い

香草カラー 7,000円×12か月 = 84,000円(税別) /1.5H×12回=18H

カット    5,000円×4か月 = 20,000円(税別) / 30分×4回=2H

デジタルパーマ 15,000×1回 =15,000円(税別) / 2.5H

縮毛矯正 22,727×4回 = 90,908円(税別)/ 3H×4=12H

私の美容院代です。

恐ろしい。

恐ろ過ぎる。

このためにひたすら働いていると言っても過言ではない気がします。

もちろん若い頃はこんなにお金をかけられなかったです。

(白髪も少なかったし)

そして、少し経済的に余裕が出てきたとはいえ、

「美容院代なんて全く気にならない。投資よ投資」

と言い切れるほどのものではありません。

10万単位のパンチの威力を抑えようと月額にしてみても

月額18,500円。

たけぇ…。

だから、縮毛矯正で抑えられている点に目を向けてみることにします。}

●電気代(ブロー時のドライヤーやアイロン)

●スタイリング剤

●時間(時短)

大した金額にならない…。

それなのに、それでもなぜ続けるのか。

やっぱり、イライラの頻度や程度が縮毛矯正をかけない場合と絶対的に違うからだと思います。

長年縮毛矯正をかけてロングにしていると、

生え際数センチ以外は矯正が続いているから比較的真っ直ぐのため、

自分の髪なのに、生え際・前髪以外のクセはどうだったか忘れてしまっています。

それでも、昔の写真を見るとクセが強く、

いつも髪の毛を気にしていた記憶があります。

現在でさえ、加齢で水分が減ってクセが強くなってきた前髪の生え際が気になる始末。

日々の「心の平穏」とでもいいましょうか。

当たり前ですが、仕事、肌(化粧)、人間関係…髪以外にも

どうしても気になってしまうことは多々あります。

が、遠い昔のこととはいえ、

いつもどんな時も気になってしまう「しんどさ」の記憶があるから

私は今の状態がとても楽に感じてしまうのです。

そして、「タイムイズマネー」。

ヘアセットする時間が減るという意味だけでなく、

イライラする時間が減って、他のコトに注力できる状態が続くのは

精神衛生上とてもよろしいことなのであります。

あと、私が美容師さんとのコミュニケーションが苦にならないタイプと言いますか

むしろ好きなんですよね。

自分の普段の生活からは知り得ない色々な話を教えてもらえたり、

雑誌やインターネットで情報収集を集中してできたり、

時と場合によって、PCで仕事することも。

なんて有効かつ効率的な時間なのでしょう。

と、日々自分に言い聞かせております。

美容師さんが扱いやすい髪になるためシャンプー・リンスは美容院で購入年間約55,000円



美容院代の他に日々のケアに欠かせないのが、

シャンプーとコンディショナーです。

私はカット・カラーをしている美容院から購入しています。

シャンプー 2,900円

コンディショナー 3,000円

泡立ちがよく、1.5か月もつので、年間55,000円くらいの出費になります。



正直なところ、何がどういいのかは分かりませんが、

ただ、指通りはとてもいいです。

モットーが「美容師の言うことを聞く」なので、

意図的に盲目になって、購入しています。

信頼している美容師さんの言うことを聞いていれば、

プラスは分からなくともマイナスにはならないだろう。

ということで。

あ、「絶対的に信頼を寄せている」が前提ですのでご留意ください。

昔は、インターネットなんてなかったから、

口コミの情報なんて集められなくて、

美容院探しが難しかったなあ。

縮毛矯正の経験も浅くて、頻度が少ない時は

美容師さんのどこを見て、何を実感したらいいのか分からなくて、

「クセを活かす」と言われた美容院以外、

大きな不満はなくても満足することもなく。

信頼関係なんて実感出来たことがなかったです。

今も、「大満足」かどうかは分からないけど、

この美容師さんたちに任せておけば大丈夫、という安心感はあります。

だから、私が出来ることはちゃんとしておきたい。

美容師さんが扱いやすい髪でいることが一番だろうから、

懐的には決してやさしい金額ではないけれど、

シャンプー・コンディショナーは、

カット、カラーを受けている美容院が処方しているオリジナル商品を購入しています。

縮毛矯正を受けている専門店でも売っていて、

美容院間が連携されているのも安心材料のひとつです。

縮毛矯正をしている美容院のメニューには

「ベタつかない 収まるヘアオイル」ミニボトルが含まれているので、

毎日ではないですが、ドライヤーの前につけると手触りが全然違いますね。

それは、オリジナルの縮毛矯正技術を開発した美容院が

その技術に合わせた開発したヘアオイルですから

相性はいいはずですよね。

「ライン使い」を推奨される化粧品に考え方は似ているかも。

この「ライン使い」はブランドによってはコストがかかるかもしれないし、

ベストかどうか実証するのは難しいけれど、

安心感につながる、というのはユーザーからしたらとても大きい。

そのための年間55,000円なのかもしれません。

くり返しになりますが、

経済的に厳しかった若い頃はこんな贅沢は出来ませんでした。

現在だって決して楽なわけではありません。

価値観も生活環境、経済環境も人それぞれ。

年をとったということは、何にお金をかけるのか、

それを選択出来るようになっただけなのかも…。

とはいえ、退職後はどうなるのか。

恐らくシャンプー・コンディショナーは一番最初に比較的手頃な価格の市販品に変えるとは思いますが、

不安と悩みは尽きないですね。

その時こそ「クセを活かす」タイミングになるかもしれないですね。

縮毛矯正を受けた美容院数、20軒以上私の美容院を選ぶポイントは「丁寧さ」と「過剰な期待をさせない」



縮毛矯正歴30年。

施術を受けたことがある美容院の数、恐らく20軒以上。

この10数年は通う美容院を固定している私が、

ネットが今ほど発達していなかった時代までふり返って

美容院を選ぶポイントを絞りだしてみました。


1)電話、対応、洗髪、カット、ブロー等仕事に「丁寧さ」が感じられるか

2)「任せてください」等過剰な期待や安心を強いること

これは、「クセを活かす」チャレンジをした時の経験が大きいです。

カリスマ美容師ブームの時代、

表参道のお店に初めて行った時のこと。

期待と不安半々で美容師さんと挨拶をし、

悩みを伝えたところ、髪を触りながら

「クセを活かすようになると楽になりますよ」

「安心してください。クセを活かしたスタイルにするので、毎日のブローから解放されますよ」

と期待値をどんどん高めてくれました。

ただ、その時感じたのは言葉とは真反対の「不安」。

だって、この人私の髪を初めて触ったんですよ。

前に縮毛矯正を受けた時から数か月経っていたとはいえ、

髪を洗った後のクセを確認する前の状態で。

人気の美容師はそんなにすぐ判断出来るものなの!?

疑い深い元来の性格もあって、

不安はどんどん大きくなっていきました。

でも地方から出てきたばかり。

気後れする部分もあって、ほぼほぼ言いなりになって1時間。

母親に強引にショートカットにされた時の写真に写る

クセが出まくった小2の自分が鏡にありました。

でも、スタイリング剤でセットをしてもらうと

少し印象が変わった…気がした。

さすがプロと感心しつつも、

この絶妙なスタイリングが翌朝から私に出来るのか。

ブローはプロ級とはいえ、

編み込みは出来るとはいえ、

私が出来ることは伸ばすことのみ。

コンプレックスだった髪のクセをうまくつくり出すことなど出来るのか。

これは今も同じ。

40年近く、「真っ直ぐ」することだけを一心不乱に追求してきた私にとって

「クセ(カール)を生み出す」ということは、

心理的にハードルがあるというか…

無意識にブレーキがかかる気がするのです。

だから少し髪に”動き”を出したい時は、

自分ではなく、強制的に生み出すデジタルパーマにしてしまいます。

(決断しているのは自分ですが…)

話を当時に戻すと…

翌日からは見事に予想があたり、

どうにも自分が思うようなセットにならないのです。

ひょっとしたら出来ていたのかもしれないですが、

どうしても満足出来なかった。

(写真が残っていないのが無念…)

こうして、私はすぐに縮毛矯正へと引き返すことになるのです。

ただ、一点だけ断言出来るのは、

担当してくれた美容師さんが下手だったとは、当日現在も全く思っていません。

私のクセの強さ、髪質、期待値と不安の大きさ、セッティングのスキル…

全てがかみ合っていなかったんだろうな、と。

私はよく「仕事観」で物事を図るクセがあるのですが、

この美容師さんがひとつだけ気にすべきだったと思うことは

「期待値のコントロール」です。

いわゆるリスクヘッジ。

私が「リスクヘッジ」がとても重要な業種についていることも、

このように考える要因のひとつかもしれません。

あまりに期待値を下げられることも気分がいいものではありませんが、

お互いが気持ちよく終えられるようにもう少し工夫してもよかったのではないかと。

そして、最初に書いた「丁寧さ」ですが、

この期待値コントロールもそのひとつだと思っています。

本当に丁寧かどうかは、こちらは専門ではないのでぶっちゃけ分かりません。

電話・受付対応、会話は分かりやすいですが、

施術の技術的なものは、1回じゃ分からないような気がします。

余裕があれば、初回で縮毛矯正って避けた方がベターだとは思うのです。

髪質を知ってもらう期間を設けて、

こちらも「丁寧な仕事」をしてくれる美容師さんか見極める。

でも、縮毛矯正って、気持ち的に切羽詰まっている場合が多いから、

なかなか難しいんですけどね。

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