物心ついた頃からストレートヘアに憧れていたし、
「クセ毛を活かす」苦い経験もあったし(「紆余曲折縮毛矯正30年」参照)、
茶髪が似合わないという自覚もあるけど、
現在、縮毛矯正を続けている最大の理由は「朝支度の時短」です。
とにかく朝が起きられず、準備にかける時間、労力も最小限にしたいんです。
常にネイルサロンに通っているのは「身だしなみに気をつかっている」感が出せるから。
まつ毛パーマや眉毛パーマは化粧の時短になるから。
では髪はどうする?
アラフィフになって辿り着いた現在の私の「現在地」、少しお話させてください。
朝のヘアセット時間はブラッシング数十秒重要なのはドライヤーできちんと乾かすこと
縮毛矯正をしていなかった中高時代や髪が痛んでいた頃は、
朝にブローを15分以上かけていたこともあります。
前日の夜にキレイに乾かしていても、朝にはクセが強く出てしまって、
髪をまた全体的に濡らしてからブローをかけ直すということも。
これはクセ強さんあるあるではないでしょうか。
現在は、朝も夜もブローをすることはほとんどありません。
クセが強い生え際だけかけることはありますが、1分程度です。
また、私はよくソファや布団で横になってしまので、
結ぶ必要がある時以外はオイルやクリームといったヘアスタイリング剤はつけません。
だから朝のヘアセットにかける時間は長くて2〜3分。
早い時は数秒で終わることもあります。
いわゆる「ヘアセット」なんてしていません。
常に垂らしているだけ。
こんな楽ちんな生活、もう手放せないのです。
ただ、こうした朝にするには、
「きちんと」ドライヤーで乾かすことが重要だと、ここ数年で気付きました。
前日洗髪後に手櫛で髪の根元からしっかり乾かすだけで、
翌朝の楽さ加減が全く違います。
それまでは半乾きで寝落ちしてしまって、
朝濡らして寝癖を直してブローを…なんてことがあったのですが、
現在はこれだけはしないようにしています。
たまに、「小綺麗」にしなくてはいけない時はブローをすることもありますが、
10分も持ちません…。
疲れ果てて、途中で諦めてしまいます。
もはや「時短」ではなく、ブローが出来ないようになってしまいました…。
髪型服装ともに自由な業界・職場仕事中に結んだり前髪をピンで留めたりして髪を伸ばすことも
もともと服装や髪型は自由な業界&業界で、
夏はTシャツ&ジーパン&ビーサンな時もあるくらい。
私の小さな職場にはピンクや赤といったカラーリングをしているスタッフもいます。
ジャケットを着用するなんて年に数回。
もちろん打合せ等の外出時はある程度まともな恰好を意識しますし、
取引先の業態によっては、”スーツ必須””派手な髪型NG”の時もあります。
同時に複数の案件を抱えるので、なかなか思い通りにはいかないというのは、
結局は多くの人と同じなのではないかと思います。
さらに、プロジェクトによっては早朝出勤や残業が深夜まで及ぶこともあります。
個人の裁量が大きいので、強制的にやらされているわけではないのですが、
どうしてもやらなきゃいけないケースはあります。
なので、こんな自由な仕事環境でも以下の理由から、黒髪ストレートを続けています。
1)どんなクライアントにも対応できる状態にしておくため
2)早朝対応ができるようにするため
とはいえ、朝は落ち着いていた髪が通勤や仕事中にまとまらなくなったり、
クセが出てきたりということは、クセ強さんにとっては日常茶飯事。
そんな時私は通勤時や仕事中に、跡がつかない“スプリングヘアゴム”で結んだり、
横に流している前髪を大きなヘアピンで留めて伸ばすようにしています。
自由がきく職場だから出来ることではありますが、
スタイリング剤もつけていないので、必至に抗っています。
これはプライベート時にキャップを被る時も一緒です。
クセがついた前髪がぺちゃんこになる時って本当に気分も最悪で、
キャップを被ることはこれまでほとんどなかったのですが、
今では、ヘアピンで留めて被って脱ぐ時にピンも外すようにしています。
キャップを楽しめるようになると、ファッションの幅が広がったような気がします。
「カーリーガールメソッド」に憧れるけれど…「クセを活かす」カットに挑戦したこともあるけれど…結局は「ストレートが好き」に辿り着く
今は、クセを活かす「カーリーガールメソッド」や
脱縮毛矯正を謳うシャンプーといった、
クセ毛さんお助けスキルやアイテムが増えていますよね。
分かります!
私もめっちゃ惹かれます!
いつかやってみたい!
縮毛矯正にかかるお金と時間の節約になるし。
でも、踏ん切りがつかない。
朝の支度時間を短縮させたいし…
業務の特性上一番効率的だし…
以前、「クセを活かした」時に合わなかったし…
私の服装に、あんまり似合わないし…
と理由を並べてみたのですが、
行きつくところは
「今の私はやっぱり黒髪ストレートが好き!」
ということ。
もちろん、ショートとは言わなくてもボブくらいまで切ってみたいのですが、
美容師さんに「末広がりの鉄仮面みたいなる可能性が高いよ」と
アドバイスされ、即諦めました。
(縮毛矯正を担当してもらっている美容師さんではありません)
こういうことを言うと、
「美容師の技量の問題」
「縮毛矯正をさせるため」
といった意見も出てきそうですが、
私はその美容師さんに絶対的な信頼を寄せています。
そうでなければ、10年以上お任せすることは出来ないです。
縮毛矯正をかけた髪にデジタルパーマをキレイにかけることが出来る技術は
心から感激します。
なので、時々はデジタルパーマで動きを出したり、
乾燥する冬場に限界までカットしてみたり、
「黒髪ストレート」に飽きないようにしています。
アラフィフのロングヘアは見苦しい!?縮毛矯正でも「傷みは最小限に」「ツヤはなくすな」
ネット上には、
「中年のロングヘアは見苦しい」
「40代〜50代はボブやショートに変えるタイミング」
といったコメントを多く見かけます。
分かってるわ!
ショートに出来るならとっくにやってるわ!
出来ないから抗っているんだわ!
と、いつも声に出さずに毒づいている私は、
「髪の傷みを最小限に留める」
ことに注力しています。
縮毛矯正は基本的に「髪を傷める」メニューなので、
白髪カバーには、明るくは出来ないけど痛みが少しでも抑えられるよう
「香草カラー」にしています。
(香草カラーだって全く傷まないわけではありません)
枝毛は、デジタルパーマをかけた後はどうしても出てきてしまいますが、
普段はほとんどありません。
髪の健康状態には肌以上に気をつけているかも…。
朝の時短が出来ているのも、
髪がそれ程ひどく傷んでいないからではないかと。
だから、可能な限り「まだ見れるロングヘア」を続けられるように、
美容師さんのアドバイスを聞き、
信頼関係構築に努めています。
こうして現在の私のスタンスを並べてみましたが、
改めて、こういうのはファッションと一緒で「主観」だし、「環境」も大きいですよね。
私が今とは異なるファッションが好きだったら、クセを活かす髪型にしていたかもしれないし、
私の仕事が違っていれば、結ばなくてはならない等髪型に制限が出ていたかもしれないし、
私がもっと変化を好む性格だったら、ここまで「黒髪ストレート」にこだわらなかったと思うし。
以前、専門店の美容師さんに縮毛矯正の適した頻度を質問したことがありますが、
「3ヵ月という基本はあるけれど、
結局は本人がクセをどこまで我慢できるか、という点に尽きる。
他の人が全然クセが出てきたって思ってなくても、
本人が気になって我慢できなければ、その時がタイミングだよね」
という回答に大いに納得しました。
経済面や時間的余裕という問題も大きいですが、
要は自分が納得できるポイントはどこか、ということなんですよね。
私はそれが「朝の時短」で、
そのために必要なコトが「縮毛矯正」だったし、
拘らなかったのが「カラーリング」だったのだと思います。
現在の私はこれで納得していますが、
これからどう環境や考え方が変わるか分かりません。
なので、皆さんのこだわりや考え方やルーティン等があれば
是非教えてください!
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